節約

娯楽費を節約するコツ

娯楽費を節約するためにできることとは?

物価高が続いている状況で、家計をやりくりするためにはできるだけ節約をしなければなりません。
といっても、家賃などの固定費を削ることはできませんし、あまりにも食費を落とすと健康にも良くありません。
そうなると、節約しやすいものの一つとして娯楽費が挙がってきます。
確かに、娯楽費は絶対にかけなくてはいけないというものではありませんし、場合によっては高額になっていることもあるものです。

娯楽費を節約するためには、まず現状でいくら使っているのかを分析しましょう。
一般的には娯楽費として2万円程度が支出されていますので、この平均と比べて自分の場合はどうなのかをチェックしてみましょう。
その上で、具体的な節約策を講じていくことができます。

たとえば、自分一人で遊ぶのではなく友だちや家族と一緒に過ごす機会を多く作ることができます。
たいていの費用というのは、一人よりも複数の方が安い金額に設定されているので、同じことをしても支出を減らせるからです。

また、割引やクーポン制度をチェックして、お得に遊べるところを探すことも大事です。
レジャー施設のホームページやアプリにはこうした情報が掲載されていることが多いですので、こまめにチェックしてみましょう。
期間限定で割引になるケースも見られますので、その時を狙って行くのも一つの手です。

さらに、DVDや書籍を自分で購入するのではなく、レンタルサービスを活用したり図書館で借りたりすることもできます。
もう一つは、外食をできるだけ減らして自炊する努力を払うという点です。
外食だと一気に何千円も使ってしまうこともありますので、その回数を減らすだけでも支出を落とせるでしょう。

我慢のし過ぎはよくないのでバランスを取る

このように、いろいろな場面で娯楽費を節約していけるのですが、注意したいことがあります。
それは我慢のし過ぎで、無駄遣いを減らそうと急激にいろいろなものを我慢すると、精神的に疲れてしまうことがあります。

また、友だちや家族との付き合いが極端に減ってしまうこともあるでしょう。
そうなると、毎日の生活の中でストレスが溜まってしまいます。
節約のために日々の幸せが削られてしまうというのは、本末転倒とも言えるものです。

また、我慢をし過ぎると、いつか臨界点に達してリバウンドすることもありえます。
今までの我慢を取り返そうと、一気に浪費してしまう恐れがあるのです。

娯楽費は家計の中でも努力すれば節約しやすい分野と言えます。
まずは自分がどんなところにお金を使っているのかを自己分析してみることをおすすめします。
同時に、ストレス解消のためにどうしても外せないというものもあるはずですので、無理せずに節約に取り組んでいくことも大切かと思います。