ブライダルローンとは
ブライダルローン、それは結婚をする際にかかる費用にあてるお金を借りることができるシステムです。
結婚にかかるお金とは、挙式や披露宴、ウェディングドレス、結婚指輪、新婚旅行、新居、家具や家電など、使いみちは結婚限定ですが、「結婚」に関わる広い意味での資金に当てることができるローンです。
結婚式場にもよりますが、支払いが前払いのケースもあります。
ご祝儀をあてにできない場合なども、ブライダルローンなら低い金利でローンを組むことができますので、結婚のためにお金がかかる新婚夫婦をサポートする便利なシステムと言えるでしょう。
ブライダルローンが使える人
ブライダルローンは様々な金融機関で取り扱っており、それぞれ設定が異なります。
結婚を控えているけれど、貯金がない、親や親戚を頼りにもできないというカップルには心強い味方となるでしょう。
ブライダルローンの申込みに必要な条件には、まず年齢制限が20歳以上であることがあげられます。
つまり未成年者は利用できないということになります。
また、他のローン同様、安定した収入があるということは言うまでもありません。
審査に通らないケースとしては、年収が低かったり、勤続年数が短すぎる、勤務先での在籍確認がとれない、さらに信用情報に問題があるといったことが理由になると考えられます。
この信用情報は、過去にクレジットカードの支払いを60日以上の延滞を起こしていたり、数ヶ月連続して延滞しているなど記録されていると審査に響くことがあります。
ブライダルローンのメリット・デメリット
若くして結婚する2人には、まだ貯金がないことも多く、結婚した後の生活水準も守りつつ、家族を養っていかなければなりません。
手元にあるお金は新生活に残しておきたい、けれどそうすると結婚式を挙げることは厳しくなる、そんなカップルも大勢いるはずです。
それでも人生に1度のことですから、結婚式や披露宴を挙げたいと思うのは当然です。
かと言って2人でお金が貯まるのを待って式を挙げるとなると、何年もかかってしまう可能性だってあります。
そんな2人をサポートしてくれるのがブライダルローンです。
ブライダルローンの一番のメリットは、金利の低さにあります。
お金がなくてもブライダルローンを組むことができれば、理想の結婚式・披露宴を実行することが可能になります。
一方、ブライダルローンのデメリットは、金利が低いと言ってもローンですので、金利を支払う必要があることでしょう。
結婚してすぐに借金持ちになってしまうというプレッシャーもあるでしょうし、何年も家計の負担となり、毎月の返済のために頑張って働くことになります。