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FXのメリット・デメリット

FXのメリット・デメリット

FXとは

FX(Foreign Exchange)とは、外国為替証拠金取引と呼ばれる投資方法の1つです。
簡単に言えば、「お金に投資する取引」のことを言い、外国通貨を売買することで収益を得ることです。
日本の円はもちろん、ドル、ユーロ、ポンドといった通貨のレートが安いときに購入して、価値が上がったタイミングで売ることで利益を得ます。
毎日ニュースで見かけることがあると思いますが、「本日の東京相場は…」と言っているのは通貨のレートの変動を伝えています。

FXの仕組みは、例えば1ドルが100円のときに購入したとして、1ドル150円のタイミングで売却すれば「50円の利益」が出ることになります。
簡単そうに聞こえるFX取引ですが、外国通貨の相場変動を読み解くには知識やスキル、決断力などが必要となりますので、まずは始める前にメリットとデメリットについて確認しておきましょう。

FXのメリット・デメリット

FXの大きなメリットは、少額資金でも始めることができる点です。
FXにはレバレッジという仕組みが利用でき、少ない資金を担保にして、大きな額での取引が可能となります。
具体的には、国内で現在最大25倍のレバレッジが可能ですので、極端な話、10万円の資金で250万を運用することと同等の取引ができます。
これで成功できれば、期待以上の利益を生み出すことも可能になります。

また、FX市場は24時間営業していますので、株式市場のように取引時間が限られることがありません。
副業でサラリーマンが投資を行っている場合、時間制限があると不利ですが、FXならいつでも取引が可能です。
しかも、取引が活発になるのはロンドン・ニューヨークの市場が始まる夕方からと言われていますので、ちょうど良い時間帯ということになります。
ここが副業に人気がある理由でもあるのでしょう。

FXのデメリットとしては、やはり投資にはつきもののリスクが伴うことです。
FXには「為替変動リスク」、「信用リスク」、「流動性リスク」、「電子取引リスク」という代表的なリスクがあります。
リスクは投資には必ずついてまわりますので、いかにリスクに対処しながら利益を生むか、その策を講じることがFX取引の要となってくるでしょう。

初心者が覚えておくべき知識

FXを始めるにあたり理解しておかなければいけないのは、FXはギャンブルではないということです。
FXがギャンブル化するのは、資金管理や目的設定がなされていないためです。

また、資金不足の人がFXの取引を借金までして始めることも厳禁です。
投資とは、あくまで余剰資金で行うこと、これこそがリスクを回避する安全な方法です。
最初は少額から始めて、少しずつ理解を深めてからステップアップをしていくことをおすすめします。