資産運用業界で注目のロボアド
Web、テレビ、新聞などで注目され、資産運用の間では定番化しているほど有名なのがロボアドです。
2020年12月に上場した業界最大手のウェルスナビは2020年11月の時点で預かり金3100億円を超えており、ロボアド市場の68%を占めています。
資産運用で使われているロボアドとは一体なんなのか、そしてロボアドが支持されている要因についてご紹介していきたいと思います。
ロボアドって一体何?
ロボアドはロボットアドバイザーの略称です。
AIアルゴリズムや機械学習を使って、投資家にあった資産配分や商品の提案などをするサービスです。
ロボアドの種類によっては、商品の購入から運用まで自動で行ってくれるものも存在します。
ロボアドサービスが日本で本格的に始動したのは2015年で、そこから徐々に利用者を増やしており、近年では利用者が劇的に増えています。
ロボアドはAIによる自動化によって、資産運用が苦手な方でも簡単に始められるというメリットがあり、これから始めたいと思っている人にもおすすめのサービスと言えます。
ロボアドの種類とメリット
ロボアドには、大きく分けて2つの種類があり、運用方法によって選択することができます。
・助言型ロボアド
助言型ロボアドはその人にあった商品や理想的な資産配分の提案のみをするサービスで、無料で始められるというメリットがあります。
「自分に合った資産配分や投資信託を紹介してほしい」「リスクについて詳しく知りたい」などの場合に活用できます。
無料であるため、まずはここから始めるというのもおすすめです。
・自動運用ロボアド
ロボアドが提案するプランを契約するだけで、理想的な資産配分の実現や必要商品を自動で買い付けるところまでを行ってくれます。
また、運用中に配分調整を自動で行ってくれるため、投資額を入れたら放置できるというメリットがあります。
正し、自動運用型は年率1%の手数料が発生するため、注意しておきましょう。
さらに、ロボアドならではのメリットをご紹介します。
1. 世界水準の資産運用を体験できる
ロボアドの最大のメリットとも言える、A I技術によって世界レベルの資産運用を簡単に行えるようになったため、初心者でもノウハウを理解することができます。
2. 資産運用に対する心理的不安の解消
自分自身で資産運用を行う場合、どの段階で見極めるかなどで悩むことや、苦しむことがあると思いますが、ロボアドを使うことでそういったストレスから解消されます。
3. リーズナブルで良心的な手数料
ウェルスナビの手数料は資産残高に対して1%のみです。
対して、大手証券会社などでは手数料がいくつか存在し、投資信託では信託報酬を負担するなどして最終的に大きな手数料になる場合があります。
資産運用はロボアドの時代へ
ロボアドの需要は高まり、近年では複数の会社からロボアドサービスが登場しています。
そうなれば、会社によってAIの質に差が出てくると思われるので、メリット、デメリットを理解していく必要があります。
今後、資産運用はロボアド中心へと変化していくでしょう。
これから資産運用を始めようと思っているなら、ロボアドからはじめてみましょう。